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ヒトにおける安全性

食品安全委員会による食品健康影響評価 1) に於いて、各種の安全性試験の結果より、「アスタキサンチンの1日許容摂取量は設定しない。」と答申している。
ヒト皮膚でのパッチテスト 2) 。ヘマトコッカス藻由来濃縮アスタキサンチン配合クリームの2週間塗布で皮膚における異常は認められなかった。反復塗布試験でも異常が認められなかった。ヘマトコッカス藻アスタキサンチン抽出を用いたヒトに於ける安全性試験。35-69才の健常人35名にて8週間の無作為二重盲験試験 3) 。毎食事時に1カプセル、3カプセル/日服用。19名はアスタキサアンチン2mg含むサフロワー油のカプセルを服用(処置群:6mg/日)。16名はサフロー油のみのカプセルを服用(プラセボ群)。試験開始時、4週目、8週目にそれぞれ血圧、血液生化学的検査、血球数測定を含む総合的血液学的試験を実施。8週目で両群間に血清カルシュウム、総蛋白、好酸球(P<0.01)を除いて分析値には有意差が認められなかった。有意差が認められた3項目の値も差が非常に小さく臨床的に意義が無いものであった。この結果より6mg/日のヘマトコッカス藻抽出アスタキサンチンの摂取は健常人には安全であると考えられた。健康補助食品としての安全性確認のための行われた試験で、6mg/日 3ヵ月摂取した長期摂取試験 4) 、同じく30mg/日 4週間摂した取過剰摂取 5) に於いて摂取に関連すると思われる変化は認められなかった。また、ヒトに於けるヘマトコッカス藻由来アスタキサンチン摂取効果の知見を得るための試験の、澤木らの6mg/日 4週間摂取試験 6) 、中村らの12mg/日を高摂取量とする 4週間摂取試験 7) にても摂取による異常な所見は見いだされなかった。これらの結果からもヘマトコッカス藻抽出アスタキサンチンの摂取は健常人には安全であると考えられた。

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