アスタキサンチンに関連する主な特許一覧(2004年末現在)
発明の名称 |
出願人 |
特許番号 |
特許日 |
飼料添加剤 |
アイテック |
2528788 |
19960614 |
家禽類用飼料 |
ケイ・アイ化成、全国農業共同組合連合会 |
2561198 |
19960919 |
養殖魚介類用餌料 |
ケイ・アイ化成 |
2593765 |
19961219 |
アスタキサンチン含有組成物 |
サントリー |
2619491 |
19970311 |
アスタキサンチン高含有緑藻類の生産方法 |
クロレラ工業 |
2707572 |
19971017 |
植物、海藻、細菌、オキアミ類、小エビ及びその他のザリガニ及び甲殻類からのアスタキサンチン及び関連するカロチノイド、アスタキサンチンエステル、キチン、タンパク質及び食肉の生産方法 |
ミカルセンエステル |
2843669 |
19981023 |
アスタキサンチンのイン・ビボ生産方法およびAX含量を増加させるファフイア・ロドジマ酵母 |
アイジーン バイオテクノロジー |
2880545 |
19990129 |
観賞魚用飼料 |
日清製粉 |
2923683 |
19990726 |
オキアミからの色素の抽出分離方法 |
クロリンエンジニアズ、イタノ冷凍 |
2963152 |
19990726 |
魚介類の卵質改善剤および卵質改善方法 |
サントリー |
3004070 |
20000131 |
発酵法によるアスタキサンチンの製造法 |
協和醗酵工業 |
3117714 |
20001006 |
アスタキサンチンの製造方法 |
ヒガシマル醤油 |
3163127 |
20001006 |
アスタキサンチンの製造方法 |
ニユーロサーアチ |
3171403 |
20001006 |
高濃度のアスタキサンチンと低濃度の3-ヒドロキシ3',4'-ジヒドローベーター、ブザイ-カロテン-4-オン(HDCO)を含むパフイアロドツイマの新規株 |
ギストプロカデス |
3202018 |
20010827 |
アスタキサンチンの製造方法 |
クラレ |
3249867 |
20011109 |
アスタキサンチンの精製法 |
クラレ |
3266719 |
20020111 |
マダイ用色調改善飼料 |
メルシャン |
3317412 |
20020614 |
アスタキサンチン含有動物プランクトン |
協和醗酵工業 |
3320417 |
20020621 |
アスタキサンチンの製造法 |
海洋バイオテクノロジー研究所 |
3383342 |
20021220 |
アスタキサンチンの製造方法 |
ヒガシマル醤油 |
3499259 |
20031205 |
アスタキサンチンの製造法 |
海洋バイオテクノロジー研究所 |
3570741 |
20040702 |
育種哺乳動物および生産哺乳動物の生産を増加させる因子 |
アスタカロテン |
3620858 |
20041126 |
化粧料 |
資生堂、日本水産 |
H03-048884 |
19910725 |
アスタキサンチン生産性酵母細胞、その製造方法及びその使用 |
ギストプロカデス バイオカラーズインテレセントスカブ |
2140920 |
19950222 |
橙色色素の製造法 |
資生堂、日本水産 |
S63-040827 |
19880812 |
発明の名称 |
出願人 |
公開番号 |
公開日 |
アスタキサンチン含有ヘマトコッカスの製造方法 |
大日本インキ化学工業 |
2000-060532 |
20000229 |
経口用抗アレルギー性組成物 |
日本油脂 |
2000-086521 |
20000328 |
メラニン生成抑制剤及びこれを含有する美白用皮膚外用剤 |
コーセー |
2000-128762 |
20000509 |
皮膚外用剤 |
コーセー |
2000-136123 |
20000516 |
アスタキサンチン含有食品 |
アイテック |
2000-189102 |
20000711 |
皮膚外用剤 |
コーセー、日本デルモンテ |
2000-229827 |
20000822 |
美白用皮膚外用剤 |
コーセー、日本デルモンテ |
2000-229828 |
20000822 |
アスタキサンチンシンターゼ |
ロシュ |
2000-262294 |
20000926 |
皮膚外用剤 |
コーセー |
2000-327550 |
20001128 |
ファフィア株を形質転換する改良法、そのようにして得られた形質転換したファフィア株及び前記方法における組換えDNA |
ギスト ブロカデス ナムローゼフェンノートシャップ |
2000-507087 |
20000613 |
ヘマトコツカス種の成長プロセスの制御方法 |
アクアサーチ |
2000-513938 |
20001024 |
記憶力改善組成物 |
イタノ冷凍 |
2001-002569 |
20010109 |
アポトーシス誘導剤 |
ヒガシマル醤油 |
2001-114673 |
20010424 |
トポイソメラーゼ阻害剤 |
ヒガシマル醤油 |
2001-114674 |
20010424 |
プロテインキナーゼ阻害剤 |
ヒガシマル醤油 |
2001-114683 |
20010424 |
にきび用皮膚外用剤 |
コーセー |
2001-288035 |
20011016 |
着色用の安定なエマルジョン及びその製造方法 |
富士化学工業 |
2001-316601 |
20011116 |
Haematocossus pluvialispから得られるアスタキサンチン生合成に必要なβ-C-4-オキシゲナーゼをコードする核酸配列 |
イツサム リサ−チ DEV CO オブ ザ ヒ−ブル− UNIV オブ エルサレム |
2001-503264 |
20010313 |
筋肉機能の持続時間を改善し、または筋肉障害もしくは疾患を治療するための医薬品 |
アスタカロテン |
2001-514215 |
20010911 |
Helicobactor種による感染症の予防および治療用経口製剤 |
アスタカロテン |
2001-517213 |
20011002 |
精液の生産増加方法およびその質の改良方法 |
アスタカロテーヌ |
2001-525360 |
20011211 |
香粧品 |
旭化成 |
2002-047123 |
20020212 |
免疫増強剤 |
全国農業協同組合連合会 |
2002-080351 |
20020319 |
抗老化剤およびこれを含有する化粧料 |
コーセー、クローダジャパン |
2002-080370 |
20020319 |
安定なカロチノイド類含有粉末およびその製造方法 |
富士化学工業 |
2002-112712 |
20020416 |
光老化抑制剤およびそれを含有することを特徴とする皮膚外用剤 |
コーセー |
2002-128651 |
20020509 |
皮膚外用剤及び皮膚外用剤組成物 |
コーセー、白鳥製薬 |
2002-145752 |
20020522 |
酸素有効利用能改善剤 |
富士化学工業 |
2002-159279 |
20020604 |
アスタキサンチン色素含有食品の変色防止剤及び変色防止方法 |
セイワテクニクス |
2002-218940 |
20020806 |
粗キサントフィル類の精製法 |
富士化学工業 |
2002-218994 |
20020806 |
薬物障害の予防または治療剤 |
富士化学工業 |
2002-226367 |
20020814 |
赤血球の酸化的損傷抑制剤 |
富士化学工業 |
2002-226368 |
20020814 |
皮膚外用剤 |
コーセー |
2002-275018 |
20020925 |
安定なアスタキサンチンとγ−シクロデキストリンとの包接化合物及びその製造方法、並びに液剤、飲食物、飼料、医薬品及び化粧品用途 |
富士化学工業 |
2002-348275 |
20021204 |
安定なアスタキサンチン−シクロデキストリン包接化合物及びその製造方法、並びに該包接化合物を含有する液剤、飲食物、飼料、医薬品及び化粧品 |
富士化学工業 |
2002-348276 |
20021204 |
免疫グロブリンに富んだミルク、その生産および使用 |
アスタカロテーヌ |
2002-508317 |
20020319 |
乳腺炎の予防処置法 |
アスタカロテーヌ |
2002-508318 |
20020319 |
色素およびポリ不飽和油の安定化 |
ノルスク ヒドロ AS |
2002-519479 |
20020702 |
消化不良の処置 |
アスタカロテーヌ |
2002-527472 |
20020827 |
シワ形成防止用皮膚外用剤、化粧料及び食品 |
富士化学工業 |
2003-055188 |
20030226 |
新規な微生物及びそれを用いた天然カロチノイドの製造方法 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
2003-189846 |
20030708 |
カンパチの飼育方法 |
日清飼料 |
2003-219808 |
20030805 |
眼健康指向性組成物 |
サニーヘルス |
2003-238442 |
20030827 |
アスタキサンチン遊離体の精製方法 |
マリンケミカル研究所 |
2003-286251 |
20031010 |
皮膚外用剤 |
コーセー |
2003-300860 |
20031021 |
スラウストキトリウムによるカロチノイドの製造法 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
2003-319795 |
20031111 |
色素の安定化剤および色素の安定化方法 |
アサマ化成、日本澱粉工業 |
2003-327861 |
20031119 |
経口用美肌用剤 |
富士化学工業 |
2003-335668 |
20031125 |
DNA構築物およびその使用 |
アスタカロテン AB |
2003-509057 |
20030311 |
自己免疫疾患、慢性ウイルス性および細胞内細菌性感染症の治療のためのアスタキサンチン 等のキサントフイルの使用 |
アスタカロテーヌ |
2003-510353 |
20030318 |
炎症性サイトカインおよびケモカインの発現を阻害する方法 |
アスタカロテーヌ |
2003-528139 |
20030923 |
天然吸着剤を用いた化合物の回収方法 |
ヘルガソン・ハフスタイン |
2003-530367 |
20031014 |
酵母からアスタキサンチン色素を抽出するためのプロセスおよびその抽出された色素 |
ハイタイフーズ プロダクツ カンパニー リミテッド |
2003-531888 |
20031028 |
アスタキサンチン含有色素油 |
日本水産 |
2004-024060 |
20040129 |
緑藻ヘマトコッカスへの外来遺伝子導入方法 |
ヤマハ発動機 |
2004-033070 |
20040205 |
アスタキサンチンの抽出方法 |
武田紙器、茂利製油 |
2004-041147 |
20040212 |
放線菌によるアスタキサンチン及びカンタキサンチンの生産方法 |
関門海 |
2004-089015 |
20040325 |
アスタキサンチン含有脂質の製造方法 |
サントリー |
2004-129504 |
20040430 |
アスタキサンチン含有酵母抽出物の製造方法 |
ケイ アイ化成 |
2004-208504 |
20040729 |
リバウンド抑制剤及びそれを含有する皮膚外用剤 |
コーセー |
2004-238394 |
20040826 |
アスタキサンチン中間体 |
BASF |
2004-292461 |
20041021 |
家禽用飼料 |
日本配合飼料 |
2004-305057 |
20041104 |
皮膚外用剤 |
武田紙器、佐々木化学 |
2004-307415 |
20041104 |
血圧降下剤としてのカロテノイド |
ナチュラル プロダクツIND LTD |
2004-520374 |
20040708 |
容器入りアスタキサンチン含有液体石鹸・リンス |
東洋酵素化学 |
2005-002175 |
20050106 |
スキンケア用の内服組成物 |
メディキューブ |
2005-027589 |
20050203 |
サケの肉色改善方法および肉色改善剤性組成物 |
日本水産 |
2005-027662 |
20050203 |
単一炭素基質からのカロテノイドの製造 |
イ− アイ デユポン デ ニモアス アンド CO |
2005-503103 |
20050203 |
ファフィア属酵母菌体からの赤色色素の効率的抽出法 |
大関 |
H08-000283 |
19960109 |
アスタキサンチンおよびアスタキサンチン含有物の製造方法 |
ヒガシマル醤油 |
H08-103288 |
19960423 |
外用に適する組成物 |
コーセー、イタノ冷凍 |
H09-143063 |
19970603 |
エビ、カニの殻からアスタキサンチンを抽出する方法及び装置 |
日本キレート |
H09-301950 |
19971125 |
アスタキサンチン含有飲食物 |
サントリー、イタノ冷凍 |
H10-155459 |
19980616 |
動物用ストレス反応緩和剤及びストレス反応の緩和方法 |
昭和電工 |
H10-175866 |
19980630 |
アスタキサンチン含有飲食物 |
サントリー、イタノ冷凍 |
H10-276721 |
19981020 |
カロテノイド配糖体およびその製造法 |
麒麟麦酒、海洋バイオテクノロジー研究所 |
H10-327865 |
19981215 |
殻廃棄物からアスタキサンチン及びキトーサンを同時に生成する方法 |
ジュン・インターナショナル |
H11-049972 |
19990223 |
アスタキサンチン含有ヘマトコッカス藻体とその抽出物 |
ヒガシマル醤油 |
H11-056346 |
19990302 |
魚介類の体表色及び肉色改善飼料 |
興人 |
H11-276094 |
19991012 |
アスタキサンチン脂肪酸エステルの製造方法 |
日本油脂 |
H11-290094 |
19991026 |
日内リズム正常化組成物 |
サントリー |
WO01/087291 |
20030729 |
眼の調節機能障害改善剤 |
富士化学工業 |
WO02/094253 |
20040902 |
微細藻類培養装置 |
マイクロガイア |
WO1999/50384 |
20000613 |
安定なアスタキサンチン含有粉体組成物及びその製造方法 |
富士化学工業 |
WO2002/077105 |
20040715 |
既存添加物名簿番号(403)
品名 |
名称 |
ヘマトコッカス藻色素(ヘマトコッカスの全藻から得られた、アスタキサンチンを主成分とするものをいう。) |
別名 |
|
簡略名又は類別名 |
カロチノイド、カロチノイド色素、カロテノイド、カロテノイド色素 |
英名 |
Haematococcus algae colour |
基原・製法・本質 |
コナヒゲムシ科ヘマトコッカス(Haematococcus C.A.AGARCH)の全藻を、乾燥後、粉砕したもの、又はこれを、二酸化炭素で抽出したもの、若しくは室温時含水エタノール、エタノール、アセトン、ヘキサン若しくはこれらを2種以上混合したもので抽出し、溶媒を除去したものである。主色素はアスタキサンチンの脂肪酸エステルである。橙色〜赤色を呈する。 |
用途 |
着色料 |
概要 |
本品は、カロチノイド系アスタキサンチンの脂肪酸エステルを主成分とする赤色色素である。
原料は、コナヒゲムシ科のヘマトコッカス藻を培養、乾燥、粉砕若しくは抽出したものである。原産国はアメリカである。
製剤の場合、品質の安定化を図るために酸化防止剤の配合がのぞましい。 |
性状 |
濃赤色の粘性のある油状物である。 |
品質特性 |
油脂溶液は橙赤色を呈する。耐熱性は良いが耐光性は劣る。pHによる変化は見られない。
乳化剤、乳化安定剤を副剤とする乳化製剤がある。酸化防止剤等を含む製剤は安定性が向上する。 |
溶解性 |
エタノール、油脂に可溶で、水に不溶。 |
使用上の注意 |
乳化製剤で着色した食品で油脂を含む場合は、本品に油脂を移行する。 |
保存上の注意 |
冷暗所に保存する。 |
主な使用対象食品 |
水練製品、漬物、スープ類等。油脂製品等。 |
備考 |
国内規格:「日添協・自主規格」 |
ヘマトコッカス藻色素(ヘマトコッカスの全藻から得られた、アスタキサンチンを主成分とするもの。):日本食品添加物協会技術委員会, 既存添加物名簿収載品目リスト注解書、既存添加物名簿番号(403)、平成11年、日本添加物協会。
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